工場には、設備の管理をしている部門がいくつかあります。例えば、生産ラインの見直しや新規設備の導入を検討する生産技術部門(計画部門)、既設の設備の点検や補修、更新を担当する施設管理部門(保全部門)、製造現場で使用する工具や消耗品を管理する工具室といった部署です。また、設備の要求元である製造部門やおカネを管理する調達部門ともかかわることとなります。
要求部署ごとに案件の大小、質が異なりますが、これらの部門からの以下のようなお引き合いに対し、仕様打ち合わせや見積対応、納期調整などの営業活動を行っています。
(1)新規設備の導入
(2)既設設備の更新、改造、移設
(3)既設設備の点検・補修及び消耗部品の補充
販売店に対する対応も重要な営業活動の1つです。メーカーとのパイプや商品知識を活かし、販売店が円滑に営業活動を展開できるようサポートするのが弊社の役割になります。
営業活動の内容は【1】とほぼ変わりありませんが、販売店を挟んでの商談となりますので、営業の質は異なります。
弊社は商品の販売だけでなく、その設置工事やアフターサービスも同時に行っており、施工管理、現場監督も弊社の重要な役割となります。弊社は営業担当が1つ1つの案件を最初から最後までやり遂げるスタイルを採用しており、商品の手配や施工管理、現場監督も営業担当が行っています。したがって、案件を受注した後、以下のような活動を行っています。
(1)商品の手配と納期管理
(2)事前の工事届出書類の作成
(3)工程管理
(4)現場管理
(5)完成図書等の提出書類の作成
自身が初めて手掛けたクレーン案件を終えたときに味わった達成感は忘れられません。
まだ右も左もわからない状況の中、クレーンメーカーや諸先輩方に教えてもらいながら、四苦八苦して何とかやり遂げることができましたが、実際にお客様の工場にクレーンが設置されたところを見たときには、非常に大きな達成感を得ることができました。
また、その案件を通じて覚えた知識や、顧客担当者やクレーンメーカーとの繋がりが、後々の自分を助けることにもなり、非常に有意義な仕事でした。
【車の運転で最初は苦労】